大人の矯正
歯科矯正治療は子どもが受けるイメージがあるかもしれません。しかし大人になってからでも始められ、きれいな歯並びを得ることができます。
成人の矯正歯科治療の治療方針は外見のバランスや骨格的なズレ、咬み合わせのズレ、凸凹の程度、歯周組織の状態などを総合的に判断して決定します。
その結果、成人の矯正歯科治療では歯の本数を減らして並べることがあります。これは骨の大きさと歯の大きさの不調和があるためで、この場合は、歯の器となる骨の大きさに合わせて歯の本数を減らします。
歯周組織や歯の状態に不安のある方も、歯周組織に優しい治療方針を立てることが出来ます。まずはお気軽にご相談ください。
大人の歯並び矯正歯科治療ではほとんどの場合、ワイヤーブラケットという器具を歯に接着して歯を動かします。ワイヤーブラケットは、オーソドックスなタイプの矯正装置です。歯面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を理想の位置に移動させます。
治療期間 | 3ヶ月〜3年程度 |
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治療費 | ¥440,000〜¥1,320,000(税込) |
リスク | 矯正治療後、保定装置(リテーナー)を正しく使用しないと後戻りする可能性が高まります。 |
大人の矯正で
選べる装置一覧
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マウスピース型矯正⻭科装置
(インビザライン)取り外しができる透明なマウスピースを使用して、少しずつ歯を動かしていきます。
歯科医師による定期的なチェックのもと、新しいマウスピースに交換しながら、歯を目標の位置へと導きます。
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ワイヤー矯正
歯ひとつひとつに「ブラケット」という小さな器具を取り付けます。この器具はワイヤーを通して固定させるために装着するものです。
ブラケットに通したワイヤーを少しずつ引っ張って歯列全体の形を整えていきます。
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裏側矯正
(リンガルブラケット矯正法)裏側矯正(リンガルブラケット矯正法)とは、歯の表側ではなく裏側に装置を付けて矯正を行う方法です。
歯の裏側に装置をつけ、そこにワイヤーを通し、持続的な力を加えて歯を動かします。
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部分矯正
歯の全体に装置を付けて矯正する全体矯正とは違って、歯並びや噛み合わせに問題のある部分に装置を付けて矯正する方法です。
通常の矯正とは異なり、気になる一部の歯を移動させて並べる治療方法です。